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今しか書けないことがある

自分の深いところから出たことばでないと人には届かない。いくら叫んだところで、人は遠ざかっていく。どうして叫ぶのか。何のために叫んでいるのか。独り言ならオブラートに包まずに日記にいくらでも書けるだろうに。私はなぜここに書いているのか。誰に向...
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内省は夜やってくる

朝、昼は活動の時間で夜は内省、寝る時間だ。人間の体はどうやらそのようにできているらしい。昼間に内省しようとしたって、なかなかできたものではない。世の中は忙しく動いているのに、生と死、魂などについて考えても考えが深まらない。時間がたっぷりと...
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日常のかけがえのなさ

今日、祖父の残した日記を読んでいた。あまりにすごいので親戚にも共有して、一緒に驚いた。人に見せようとして残したものではないと思う。自然との触れ合いの喜こびを、日々の労苦を歌にして詠んである。その数がまた夥しい。祖父が日々の営みをいかに大切...
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自分の非力を知る

今の自分にできることをやろうと努めるのだけれど、自分とは何と非力かを思い知らされる日々。少しはましな人間になろうと思って本を読む。そこにはちょうど自分が必要としていることばがあった。自分というものが他者なしにはあり得ないということ。自分の...
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読書のシンクロニシティ

先日読書についての学びの中で、読書中のシンクロニシティについて知った。同時並行で読んでいた本が相互補完的に説明し合うことが起きる。Aという本で抱いた疑問への答え(ヒント)をBという本からもうらうといったこと。Aという本を一旦放り出してBに...
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自分を待つ

すぐに感激する。すぐに感動する。すぐにわかったと思う。その反動ですぐに絶望する。すぐに嫌になる。すぐに忘れる。何かわかったと思ったら、わかったと思ってしまって、さらに追及しようとせず、だから当然分かっているはずもないので、どこかで行き詰る...
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自己を発掘し続ける

今時間がある。これは図らずしも与えられた時間。何にもすることがない暇な時間としてしまえば、そのまま虚無な時間になるが、自分がその時間をどう捉えるかで計り知れないものにもなり得る。何かをすることで埋め尽くされていた時間、お金に換算されていた...
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善く生きることについて

池田晶子様 私は今あなたのご著書を再読しております。池田さんの本はほとんどを持っていて全部読み終えて、時々読み返している状況なのですが、実はわかったと思っていたところを再読すると、全然わかっていなかったことに気づいて、本当に読んでい...
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形而上と形而下のバランス

池田晶子さんの著書を読んでいて、やっと何となくわかったような気になった。点と点が結びついて薄っすらと見えているような。というか、こういうわかり方はわかったとは言わないのかもしれない。(すぐこういう否定を文に入れたくなるのは悪い癖だ!)いや...
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だまされたと思って

「自分が探していることばを自分で書くことができる」「自分が探していることばは自分の中からこそ出てくる」「本を読み漁るよりもよほど確かなことだ」あるところでこのようなことを言われたのを聞いたときには半信半疑だった。まあ、自分の内面と向き合う...
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